COLUMN
コラム
倉庫保管料の計算方法を
わかりやすく解説
倉庫を利用する際に「保管料ってどう計算されるの?」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。 本コラムでは、倉庫保管料の代表的な5つの計算方式と、 物流業界で広く使われている「三期制」の仕組みを、具体的な計算例とともに解説します。
5 METHODS
保管料の5つの計算方式
保管する荷物の種類・量・形状に応じて、最適な方式が異なります。 それぞれの特徴を理解して、自社に合った方式を選びましょう。
坪建て(つぼだて)
倉庫スペースの面積(坪数)に応じて保管料を計算する、最も一般的な方式です。
FORMULA
使用坪数 × 坪単価(月額)
向いているケース:サイズ・形状がバラバラな荷物、自由にスペースを使いたい場合
メリット
- +料金体系がシンプルで分かりやすい
- +保管レイアウトの自由度が高い
デメリット
- -固定制の場合、使用量が少ない時期も一定の費用が発生
- -荷物が少ない場合は割高になることがある
個建て(こだて)
保管する荷物の個数に応じて料金を計算する方式です。1個あたりの単価を設定し、実際の保管数量に応じて算出します。
FORMULA
保管個数 × 1個あたりの単価
向いているケース:サイズが均一な荷物、少量から保管したい場合
メリット
- +荷物の増減に柔軟に対応できる
- +少量でも利用しやすい
デメリット
- -大量保管の場合はコストが嵩みやすい
- -個数のカウント管理が必要
パレット建て
パレット(荷物を積載する台)を単位として料金を計算する方式です。大量の荷物をパレット単位で効率よく保管する場合に適しています。
FORMULA
使用パレット数 × 1パレットあたりの単価
向いているケース:パレット単位で入出庫する大量の荷物
メリット
- +大量保管の場合、個建てより割安になりやすい
- +入出庫作業の効率が良い
デメリット
- -パレットサイズに合わない荷物には不向き
- -荷物が少なくても1パレット分の料金が発生
容積建て(ようせきだて)
荷物の体積(縦×横×高さ)を基準に料金を計算する方式です。輸入コンテナ貨物など、容積で管理するのが合理的なケースで使われます。
FORMULA
体積(m³)× 1m³あたりの単価
向いているケース:輸入コンテナ貨物、軽くてかさばる荷物
メリット
- +荷物の実際のサイズに応じた公平な料金
- +軽くてかさばる荷物に適している
デメリット
- -荷物ごとのサイズ計測が必要
- -計算がやや複雑
重量建て(じゅうりょうだて)
荷物の重量に応じて料金を計算する方式です。液体・金属・原料など、重量のある荷物の保管に適しています。
FORMULA
重量(kg or トン)× 重量単価
向いているケース:液体、金属、原料など重量がある荷物
メリット
- +重い荷物の保管料を合理的に算出できる
- +計量が容易
デメリット
- -軽くてかさばる荷物には不向き
- -保管スペースとの乖離が出ることがある
三期制とは?
物流業界では、1ヶ月を3つの期間に分けて保管料を計算する 「三期制」という独特の仕組みが広く採用されています。
FORMULA
(前期の在庫数 + 当期の入庫数)× 単価 = 当期の保管料
※ 出庫は当期の計算に影響しません(その期に出庫した荷物も保管料の対象)
EXAMPLE
具体的な計算例
月初在庫
20個
保管単価
¥150/個
| 期 | 期間 | 入庫 | 出庫 | 保管対象数 | 保管料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1期 | 1日〜10日 | 0個 | 5個 | 20個 | ¥3,000 |
| 2期 | 11日〜20日 | 15個 | 0個 | 15+15 = 30個 | ¥4,500 |
| 3期 | 21日〜月末 | 25個 | 30個 | 30+25 = 55個 | ¥8,250 |
月間保管料 合計
¥3,000 + ¥4,500 + ¥8,250 = ¥15,750
GUIDE
どの方式を選べばいい?
保管する荷物の特性によって、最適な方式は異なります。 迷った場合は、倉庫会社に荷物の情報を伝えて見積りを取るのが一番確実です。
サイズ・形状がバラバラ
サイズが均一で少量
パレット単位で大量に保管
軽くてかさばる荷物
重くてコンパクトな荷物
新生物流の倉庫サービス
坪建てと個建ての2つの料金プランを中心に、 お客様の保管ニーズに合わせた最適なプランをご提案しています。
350坪
本社倉庫
デバニング・バニング・検品
450坪
甲南DC
物流加工・流通加工
190坪
竜法師倉庫
365日24時間対応


